DFサーモ治療(DFPP)
  • HOME
  • DFサーモ治療(DFPP)

DFサーモ治療(DFPP)

二重濾過血漿交換法(DFPP)により分離された血漿をポンプで再循環させ、さらにこの循環ラインの一部に加温器を設けることでライン内を流れる液を加温します。

メリット

  • 血漿処理量が増加する
    加温することにより、血漿蛋白による粘性を低下させ、血漿処理量を増加させます。
  • 閉鎖回路である
    廃液が開放されないため、感染対策にも有効です。
  • アルブミンの回収率が上昇する
    加温により、アルブミンの膜透過性が上昇します。

DFPP(Double Filtration PlasmaPheresis)について

血漿交換療法とは

病因物質を選択的に除去し、必要な血漿を補う療法

血液中の血漿だけを交換するので血漿交換法と呼ばれます。病因物質を除去するためには、まず血液から血漿成分だけを分離し、その血漿は全て廃棄します。そのままでは体に必要な成分も失うことになるので、代替の血漿成分を浄化した血液とともに戻します(単純血漿交換療法)。肝臓が機能しなくなったときなど、除きたい成分が多数ある場合や、血中の成分を除く方法がほかに見つからない場合にも用いられます。

二重濾過血漿交換療法 にじゅうろかけっしょうこうかんりょうほう
DFPP:Double Filtration Plasmapheresis

体外に取り出した血液を血漿分離器により血球成分と血漿成分に分離した後、分離された血漿は血漿成分分離器を用いて病因物質等を分離除去し、アルブミン等の有用なタンパクを患者様に戻す治療法です。

二重濾過血漿交換療法(DFPP)治療のイメージ図

関連リンク先

旭化成メディカル様ホームページより引用

お問い合わせ時間

  • 日曜を除く 9:00~17:00でお願いいたします。
  • DFPPを施行する日時日程は柔軟に対応させていただきます。

当院におけるDFサーモ治療関連の報告

平成27年3月15日
宮野英三 閉塞性動脈硬化症とC型慢性肝炎を合併した当院慢性維持透析患者の加温式リサーキュレーション(DF-Thermo)治療を施行した使用経験 第84回大阪透析研究会 大阪国際会議場


コントラスト調整

1色型色覚
(全色盲)

1型2色覚
(赤色盲)

2型3色覚
(緑色盲)

3型2色覚
(青色盲)

デフォルト

コントラストバー

  • Rr

  • Gg

  • Bb

テキスト表示調整

フォントサイズ

行間

文字間隔

分かち書き設定

音声サポート

Powered by MediPeak